めちゃくちゃ人気の韓国のパック「メディヒール(MEDIHEAL)」。
使用感の良さは口コミ通りですが、成分はどうなの?って思いまして、そのへんを効果や使い方と合わせて説明していこうと思います!
ほかに種類別の選び方とか、コラム的な小話もちょくちょく挟んでいきます!
メディヒールの成分を見てみると…
青いパッケージのN.M.Fアクアアンプルマスクの成分を見ていきます!
全成分は↓
保湿力バツグン、とろとろ密着感の高いパック
使って見ると分かりますが、メディヒールの美容液はとろとろぷるぷるの質感で、シートの作りもよく密着感がいいパックです。
馴染みのある保湿剤だとグリセリン、ヒアルロン酸、コラーゲン、BG、トレハロース、ベタインなどがずらり。
成分的にみてもバツグンの保湿効果が期待できます。
一方で、あのとろみは合成ポリマー、増粘剤・ゲル化剤によるものでもあります。このへんですね。
合成ポリマーって聞くと悪い成分なの?と思いますが、悪い成分ではありません。
保湿剤としても働きますし、なんならヒアルロン酸も同じ仲間です。
メディヒールのとろとろの美容液
ただしこれだけゲル化剤が入っていると、摩擦や他の化粧品との組み合わせで白いカスのようなポロポロが出ます。
オールインワンゲルの「モロモロ」と同じです。
よく「白いカスが出るメディヒールは偽物!」なんて見るのですが、本物でも全然出ますのでご注意ください。
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敏感肌の方は注意したほうがいいかも…
×3表記のあるものはパラベンフリー(防腐剤不使用)になっています。
パラベンってもちろん合わない人もいるし、パラベンの変わりに使われた抗菌作用の高い成分が合わない人もいるしで、この辺はほんと人によるって感じです!
またメディヒールの青はハマメリス水などを含み「収れん作用」がある種類です。
収れん作用があるということは、一定の刺激性があるということでもあります。
って感じで普通に使う分には問題なさそうですけど、敏感肌の方は注意したほうがいいと思います。
パックは顔全体を覆うもので比較的長い時間のせておくものですから、肌に合わない場合に炎症がひどくなったりします。
使い前に必ずパッチテストをおすすめします。
ヒドロキシエチルウレア(尿素誘導体)も嫌う人は嫌いますよね~
天然保湿因子「N.M.F」って何?効果あるの?
青いパッケージのN.M.Fアクアアンプルマスクは名前にも入っている通り天然保湿因子「N.M.F」が売りです。
天然保湿因子はアミノ酸やミネラル、ピロリドンカルボン酸、乳酸、尿素などから出来ています。
そこでメディヒールは天然保湿因子のほとんどを占めているアミノ酸(グルタミン酸、グルタミン、アルギニン、アラニン、フェニルアラニン、プロリン)やヒドロキシエチルウレアという尿素誘導体を配合して、天然保湿因子NMFに働きかけると書かれています。
ただし本当に天然保湿因子として働くのかは分かりません。
公式にもNMFへの効果の説明の下に「※上記事項は原料の特性に限る」と書いているところからも、ちょっと判断のつかない部分です。
なので「だったらいいかもね!」くらいで使うのが良いかなってのが、僕の意見です。
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メディヒールの上手な使い方!
メディヒールの使い方、タイミング・順番・時間とかですね。
使用するタイミングは夜がおすすめ!
タイミングは言わずもがな洗顔後・入浴後です。でも成分のところで書いたように摩擦する・他の化粧品と併用すると白いポロポロが出る可能性があります。
例えばファンデーションを塗ったりしても、その摩擦でポロポロが出たり。
なので基本は夜の使用がおすすめです!
時間は10~20分
メディヒールはかなりの時間潤いが持続するので、それなりに長い時間使っても全然OKだと思います。
パッケージには10~20分くらい経ったら剥がしてくださいと書いているのでこれが目安になります。
剥がした後は顔に残った美容液を手で押さえるようにして馴染ませれば完了です。
時間が長いほど刺激は受けやすいので、肌が弱い人は短時間から試していくのがいいかなと思います!
順番は化粧水→パックだけど…
他のスキンケアと併用する場合の順番は、
です。
ただメディヒールはかなり水分量が多いので、目的の成分が無ければ化粧水は必要ないかなと思います。
でもまぁせっかく天然保湿因子が売りなので、それを抱える役割をしているセラミド入りの化粧水を使うのがおすすめです!
パックの後でさらに保湿したいところですが、これも組み合わせによっては白いカスが出ます。
試してみて合うものをご使用ください!
実際に使ってみての口コミ!
韓国系のスキンケアは他に使わないのですが、メディヒールはたま~に使います。
なぜかというと、使って楽しいからです(笑)。あの密着感とぷるぷる感はクセになりますよね~。
安全とはいえ、単体使用でモロモロが出るパック(ま、単体だと言うほど出ないけどね)を頻繁に使うのは正直ちょっと嫌なので、スキンケアというより嗜好品って感じで使っています。
でも使ったあとの肌の感触はたしかに良くって、あれだけ人気なのも納得です。
ヒアルロン酸とかは真皮にまで届いて肌に補充されるわけじゃなくって、ただの保湿剤なのでパックの後はさらに保湿してあげるのがおすすめです。
あとパック後は肌表面の摩擦がかなり低い状態なので、残った美容液でマッサージすると効果的!…って言いたいんですが、こすると白いポロポロが出ることがあります(笑)。
パック後の保湿にせよ、この大量のゲル化剤が厄介なんですよ~、ほんと。
天然保湿因子への働きがほんとに効果ありなら、そこまでぷるぷるじゃなくていいからゲル化剤なしで作って欲しいってのが本音です。(あと収れんもいらないかな~)
って感じでまとめると!
- 水分爆弾と呼ばれるのも納得の潤い
- 使った後の肌の質感も良き
- 効果を考えると追加で保湿はしたい
- 組み合わせやマッサージを考えるとゲル化剤がもどかしい
- 単体でモロモロが出るパックなので頻繁には使いたくない
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種類別の選び方と効果
韓国ではもうめちゃくちゃ多くの種類が売られてて、100を超えてるのでまとめるのは無理です(笑)。
なのでこの記事では日本製で買える5種類+ラインフレンズ版4種類について、それぞれの効果と選び方、おすすめをまとめます!
日本製のアンプルマスクJEX5種類、おすすめは?
種類 | 色 | 効果(公式より) | 目的 |
---|---|---|---|
N.M.FアクアアンプルマスクJEX | 青と銀 | 肌にもともとある保湿成分「天然保湿因子 NMF」に働きかける | 保湿・収れん |
ヒアルロンアクアアンプルマスクJEX | 青 | キシリチルグルコシド+無水キシリトールで保湿力UP | 保湿 |
コラーゲンインパクトアンプルマスクJEX | 黄 | 加水分解コラーゲン、加水分解エラスチンで保湿力UP | 保湿 |
ビタライトビームアンプルマスクJEX | ピンク | ビタミンC誘導体、酢酸トコフェロールで美白 | 美白 |
ティーツリーケアソリューションアンプルマスクJEX | 緑 | ティーツリーオイル、カモミールエキスで抗菌・整肌効果 | 抗菌・抗炎症 |
N.M.FアクアアンプルマスクJEX
パッケージが青&銀のN.M.Fアクアは上の口コミで書いた通り、保湿と収れん。あとは天然保湿因子に効果があればいいなって感じです、
ヒアルロンアクアアンプルマスクJEX、コラーゲンインパクトアンプルマスクJEX
青のヒアルロンアクトと黄色のコラーゲンインパクトはただの保湿でどっちもどっちって感じです。
ヒアルロン酸も加水分解コラーゲンも加水分解エラスチンも、浸透するとしても角層(肌の一番表面)までなので、ただの保湿剤以上の働きはしません。
ビタライトビームアンプルマスクJEX
ピンクのビタライトビームは美白成分としてビタミンC誘導体が入っていますが、表示順的に1%も入っていないでしょうからほぼ効果はありません。
ティーツリーケアソリューションアンプルマスクJEX
緑のティーツリーケアソリューション、ティーツリーには抗菌効果があって、肌を清潔に保ったり、ニキビに効果があったり、他にも抗炎症作用のある成分が入っているので肌荒れにも効果が期待できます。
どれがおすすめ?
なのでおすすめは青&銀のN.M.Fアクアか緑のティーツリーケアソリューションですね。
ただ全てに共通ですが、あまり敏感肌向けじゃないのでそこはご注意くださいね。
ラインフレンズ4種類、こっちの方がおすすめかも
種類 | 色・動物 | 効果(公式による) | 目的 |
---|---|---|---|
ラインフレンズ N.M.Fアクアアンプルマスク JEX | 青・リボンのクマ | ヒアルロン酸、セラミドによる保湿 | 保湿 |
ラインフレンズ P.D.F A.C ドレッシングアンプルマスク JEX | 青緑・ひよこ | ツボクサエキスなどで抗酸化・抗炎症・抗シワ・ターンオーバー促進作用 | 整肌 |
ラインフレンズ E.G.Tタイムトックスアンプルマスク JEX | 黄色・クマ | アセチルヘキサペプチド-8で抗シワ、アスタキサンチンでエイジングケア | ハリ |
ラインフレンズ I.P.Iライトマックスアンプルマスク JEX | ピンク・うさぎ | アスコルビルグルコシド、マグワエキスで美白 | 美白 |
上で紹介したアンプルマスクJEX5種類はパラベンフリーで代わりに刺激性の強い(データ不足な)ベースを使っています。
これに対しラインフレンズパッケージの4種類は、メチルパラベンやフェノキシエタノールなど安全性の高い防腐剤と、グリセリンやBGと刺激性の低い成分がベースになっています。
代わりにエタノールが入っているので合わない人は注意ですが、ごくわずかですしラインフレンズ版のほうが刺激性が低く、敏感肌の方・高頻度で使う方にはおすすめです。
4種類あってそれぞれ特徴が書いてありますが、ぶっちゃけ成分濃度が低いので大体同じです(笑)。
アスタキサンチンとか高濃度で入っていれば嬉しいですが、ほぼ入ってないですね~(泣)
4種類とも保湿+比較的入っていそうなアロエベラ液汁のターンオーバー促進作用・肌バリア機能向上で十分で、他の効果はあまり期待できないと思ったほうがいいです。
あえて選ぶなら、肌にも存在するセラミド入りの青がおすすめです。
ちなみにラインフレンズの青もNMFと書いていますが、N.M.Fアクアとちがって天然保湿因子っぽいアミノ酸などは入ってません…
どこで買える?日本の店舗と通販
日本での店舗は主にドラッグストア、マツモトキヨシやココカラファイン、関西だとキリン堂とかで売っています。
マツキヨ行っとけば間違いないですね。あとアットコスメストアやショップインでもかなり見ます。
通販で日本製だと、メディヒールの公式サイトからリンクが貼られている楽天のショップ「プチ・ママ」が一番安心だと思います。セットですが(汗)。
単品だとeroundが1箱から送料無料で取り扱っています。
韓国製・海外通販だと偽物がかなり流通しているのでご注意ください。
完全な見分け方はないのですが、情報は「メディヒール(MEDIHEAL) パックの偽物・本物の見分け方!」にまとめていますので、通販で韓国製を買う方はチェックをおすすめします。
海外通販で買う場合はiHerbがおすすめです!
iHerbだと日本では取り扱いがない、W.H.P. ホワイトハイドレーティングブラックマスクEXとプラセンタ・リバイタルエッセンシャルマスクEXの取り扱いもあります!
W.H.P. ホワイトハイドレーティングブラックマスクEXをiHerbで見る
プラセンタ・リバイタルエッセンシャルマスクEXをiHerbで見る