石鹸で落とせる系のコスメがじわじわ人気になってきて、気になっていたうちの1つがオンリーミネラルのファンデーション。
今回はその「オンリーミネラル 薬用ホワイトニングファンデーション」が試せるトライアルセット+αを使ってみたので、使用感や感想を書いていこうと思います。
1つの口コミとして参考になれば幸いです!
薬用ホワイトニングファンデーションのお試しを使ってみての口コミ
デビューセット(トライアル)は2コース
「【オンリーミネラル】薬用ホワイトニングファンデーションデビューセット」、内容は2種類あって、
ミネラル美白トライアルセット(1900円)は↓
- 薬用ホワイトニングファンデーション 1g
- デビューブラシ(短め) 1本
- エクストラフォーミングソープ(洗顔料) 20g
- エクストラセラム(美容液) サンプル5包
スペシャル美白コース(3900円)は↓
- 薬用ホワイトニングファンデーション 2.5g
- ファンデーションブラシ 1本
- エクストラフォーミングソープ 100g
- エクストラセラム 50ml
こちらはかなりお得ですが定期購入サービス(いつでも解約はできる)になるのでご注意ください。
導入ならスペシャル美白コース(3900円)が、単品だと3500円のブラシもついてきて+400円でファンデ・洗顔料・美容液まで試せるのでめちゃおすすめです!
今回はスペシャル美白コースの内容、プラスして薬用コンシーラー ホワイトニングケアを別で頂いたのでこちらも合わせて、
まずはファンデーションの使用感を中心に、ブラシや洗顔料の使い勝手を書いていきます!
ブラシの使い方に慣れるまでは粉が舞いやすい
使い方については↓の項目で詳しく書くのですが、つけるのにちょっとコツがいります。
ルースパウダー×ブラシなので、粉が舞いやすいんですよね。
少しだけ力を入れて押し付けるように、でもブラシが跳ねないように優しく…。
慣れると少量でばっちりつけれるんですが、それまではファッサーってなってちょっと無駄にしちゃったり(笑)
慣れちゃえば下地もなしだしさっとつけれてクレンジングも必要ないですし、果てしなく楽!
オークルorライトオークル、色はどっち?
事前に「白っぽくなるから基本はオークルがおすすめ!」っていう口コミをいくつか見ていたので、オークルを選びました。
ちょっと分かりづらいかもですが、はじめが何も塗ってない様子で、あとの中心あたりがオークルを2回重ねた様子です。
思ったよりも白くはなくて、かといって暗めでもないほんとに「ナチュラル」な明るさ。
色白でないなら基本オークルが自然に仕上がるかと思います。
重ね付けするならなおさら、ライトオークルだと顔だけ白く浮きそうなのでオークル推奨。
ただ写真の様に、色白ならオークルだとトーンダウンしちゃうくらいの微妙なところです。
まあ使ってみないと分からないので、トライアルで安く・少量から確認出来るのはありがたいですね。
カバー力はほどほど、気になる部分は重ね付け
カバー力はほどほどで、高くもなく低くもなく。
肌のキメは綺麗に見えるし、毛穴やちょっとした粗は十分カバーしてくれます。
カバー力足りないなと思う部分は、2~3回重ね付けすればOK。
例えば人の注目ポイントのおでこと目の下だけ重ね付けすれば、普通のファンデをがっつりつけるのと同じくらい綺麗に仕上がります。
でもニキビ跡やクマまでいくとファンデーション単体では無理な感じ。
オンリーミネラルからは同じく石鹸で落とせるパウダータイプのコンシーラーが出てますが、コンシーラーとしてカバー力はそれほど高くないです(後↓の項目で書いています)
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毛穴浮きは特になし
毛穴浮きは特になくてかなりいい感じです。
パウダーファンデなのでもともとリキッドファンデよりは毛穴落ちしにくいですが、それにしても綺麗。
毛穴の気になる場所は、押し付けるように多方向からのせてあげると気にならなくなります。
粒子が細かくてカバーしてくれるのでむしろ悩んでいる方にはおすすめです。
乾燥もしづらいけど乾燥肌の方はひと工夫
パウダーのみですが意外と乾燥しづらくて、少し時間が経つと皮脂と馴染むのかしっとりしてきます。
ただ乾燥肌の方にはやっぱり物足りないと思いますので、
- メイク前のスキンケアに水分を抱え込む成分がしっかり配合された商品を使う
- つけた後にミストを軽くふってなじませる
ことでかなりマシになると思います。
成分的にはセラミドで肌の水分量を上げるケアを日常的に行いつつ、ヒアルロン酸などで表面をしっかり保湿してあげるのが良いかと思います。
ミストは霧状に細かく出るものを、軽~くつけると保湿力も上がるし崩れにくくもなります。
皮脂くずれ:思ったよりだけど、長時間は無理
塗った直後よりは少し経ったほうが馴染んで綺麗で、そこから数時間は綺麗が持続して、5時間くらいで段々と崩れていく感覚です(普通肌~脂性肌寄りの自分の場合)。
下地なしだしすぐに崩れるかな?と覚悟してたのですが、思ったよりも崩れにくいですし、崩れ方も汚くないです。
まあでも皮脂くずれ防止系下地+崩れにくいリキッドファンデとかと比べれば全然崩れやすいので、半日使いならお直しは必須かな~。
会社につけていくなら休憩時間にちょちょっと直せば大丈夫そうですし、何より肌に負担がかかりにくいのでぴったりだと思います。
↑はあまり汗をかかない状況だったので、汗をかきやすいならもっと短時間で崩れちゃうとは思います
楽&肌にも優しい選択肢の1つ
下地もなしだしクレンジングもしなくていいしめちゃくちゃ楽ですが、カバー力や崩れにくさはほどほど。
こんな感じで万能なファンデってわけじゃないので使い分けるのが賢い使い方かなと思います。
個人的には、
- ~4時間:オンリーミネラルのこれ
- 4時間~半日:CLIOのクッション
- 半日~:シュウウエムラ・エスティーローダー・RMKなどのリキッド
こんな感じで使い分けています。
薬用ホワイトニングファンデーションの使い方
基本的な付け方
- ファンデーションを蓋に適量だしてブラシでくるくる
- 蓋にトントンして余分なパウダーをはたく
- 中心から外側に向かってくるくるとつける
- 気になる部分は重ね付けする(コンシーラーはファンデの前)
蓋に出してブラシになじませて付けていく感じです。余分なパウダーを落とすのがポイント。少~しだけ押し付けるようにつけると綺麗です。
下地は必要なし
下地を塗って直後につけちゃうと、パウダーにムラが出来やすく、綺麗に仕上がりません。
ファンデーション単体で大丈夫なように出来ているので、そのまま肌につけてOKです。
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ブラシかパフか
ブラシだと慣れるまでは舞っちゃったりするので、パフでもつけてみたのですが、基本ブラシのほうがいいと思います。
パフでも綺麗になるのですが、まずパフにまんべんなく付けないとムラになるので、結局ブラシの方が使い勝手がよかったです。
ブラシは柔らかいながら毛量が多いので適度なコシがあって肌への密着度が高くなっています。
個人的にはもう少しコシが弱い方が扱いやすいかなとも思いますが、無駄な力をいれなくてもファンデーションが付けやすいのでいいと思います。
ブラシのマクロ撮影
日焼け止めについて
薬用ホワイトニングファンデーションはSPF50+・PA+++なので、単体で日焼け止めの役割も果たしてくれます。
室内メインなら別で日焼け止めを使わず、これ単体で十分だと思います。
でもパウダーなので落ちやすく、同じSPFでもミルクタイプやジェルタイプに比べると、実際の日焼け止め効果は落ちると思います。
SPF50+・PA+++だからといって、外に出てこれだけ!というのはちょっと不安です。
なので必要に応じてスキンケア後に日焼け止めを塗り、ムラにならないようにベタつきがおさまってからファンデーションを塗る流れがおすすめです!
ほんとに石鹸だけで落ちるの?問題
敏感肌用にシンプルな成分で作って、しかも肌の負担になりやすいクレンジングも必要なし!石鹸でOK!っていうのが売りですが、
「ほんとに石鹸だけで落ちるの?問題」ですよねー。
石けんでの基本の落とし方
- ぬるま湯を顔になじませる
- よく泡立てた石けんをなじませ、優しくくるくると落としていく(力を入れない)
- ぬるま湯でよくすすぐ(こすらない)
鼻の脇とか落ちづらい(洗いにくい)ので意識して落とすといい感じです!
目視・感覚では落ちている
ってことでちょっと試してみます。
薬用ホワイトニングファンデーションを塗って(↑の写真、全体に塗って部位を印で分けています)、各部位を
- 無添加石鹸
- トライアル付属の洗顔料「エクストラフォーミングソープ」
でそれぞれ洗ってみました。
まず普通の無添加石鹸(コープの素材そのまま化粧石けん)で落としてみた様子↑。
分かりづらいですが、目視では落ちてます。
線の付近の色が濃いのが…分かるかな?(笑)
写り的にこっちのが分かりやすいですかね、↑トライアル付属のエクストラフォーミングソープで洗った様子です。
中心あたりが落ちていて、泡を乗せていない線の付近は残っているのが分かると思います。
別のアングルで見るとこんな感じ。
目視・感覚では十分落ちていると思います。
ちなみにぬるま湯だけでは全然落ちなかったです。
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マクロ撮影で見ると…
マクロ撮影が出来るので、せっかくなので肌のキメの部分までドアップで見ていきます。
何も塗ってない状態
ファンデーションを塗った状態
まず何も塗ってない状態と、塗った後の状態。
うん、粒子が細かすぎて分からん(笑)。
腕の裏なので色はオークルのほうが暗いです。
あと若干かたまりが残っているのが写ってますね。
塗って肌を覆うというより、少し光沢が出て、この光の見え方で肌を綺麗に見せているって感じですね。
石けんで落とした後の状態
そして石けんで落とした後がこちら↑(それぞれ前の項目の写真を拡大したものです)。
うん、キメまで見ても基本は落ちてるんだけど、落ちきっているかは分かんない(笑)。
だって付けた後の写真も、特にキメの間が埋まってるとかないんだもん。
クレンジングミルク使用も選択肢
石けんで目視では十分落ちてるけど、落ちきっているかは分からなかったのと、石けんによって洗浄力も違います。
基本は大丈夫だと思いますけどね。
- 2~3回ファンデを重ね付けして、他のアイテムも使って仕上げている
- 目視で石けんだけだと落ちきっていない気がする
- 使っていてコメドが出来やすくなったり、毛穴に汚れがたまりやすくなった
↑な場合はクレンジングミルクの使用も選択肢だと思います。
クレンジングミルクは肌に優しい一方で、落とす力が弱いので使い方を選びますが、もともと石けんで落とせるコンセプトのメイクなら洗浄力は十分。
例えばコンシーラーも使っていて石けんだけだと不安とか、石けんだけだと落としきれてない感じがするという場合はもってこいです。
「石けんだけ」にこだわらず、必要に応じて優しく落とせるクレンジングミルクを使うのが賢い使い方だと思います。
自分はカウブランド 無添加メイク落としミルクを使っています。
シンプルな成分構成だし肌に優しいし安いしでおすすめ。
コンシーラー何使う?
同じオンリーミネラルの薬用コンシーラー ホワイトニングケア。
ファンデーションと同じくビタミンC誘導体配合のコンシーラーで、少し赤みを帯びた色になっています。
色味はこんな感じ。ちょっと簡単な検証をしてみます↓。
手に印をつけて、左←から、①薬用ホワイトニングファンデーション、②薬用コンシーラー ホワイトニングケア、③リキッドタイプのコンシーラー(ザ・セム)を塗ってみます。
オンリーミネラルのファンデーションとコンシーラーのカバー力はほぼ同じくらい。
コンシーラーだからカバー力が高いというわけじゃないみたいです。
薬用コンシーラー ホワイトニングケアは単純に隠すというより、赤っぽい色味でコントラストを弱めて目立たなくする=クマに向いているって感じだと思います。
↑のように、シミなど広範囲の色素沈着をちゃんと隠すなら、もっとカバー力の高いコンシーラーが必要ですね。
ただコンシーラーはさらっと仕上がるものじゃないと、上からつけるファンデーションがムラになるのでそこは注意。
候補としてはNARSのソフトマットコンプリートコンシーラーあたりが、カバー力も高めで時間が経つとさらっとなのでおすすめ。
実際のシミにオンリーミネラル 薬用コンシーラー ホワイトニングケア→薬用ホワイトニングファンデーションでちょっと大げさに塗ってみたのが↑。
やっぱり薄くはなりますが隠せはしないです。
ちなみにこのシミ、腕の肘付近にあってめちゃくちゃ変な体勢で写真撮ってます(笑)
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各アイテムの全成分と特徴
薬用ホワイトニングファンデーション、皮脂やニキビにも
薬用と書いてある通り、医薬部外品です。
有効成分はリン酸L-アスコルビルマグネシウムと酸化亜鉛。
リン酸L-アスコルビルマグネシウムはビタミンC誘導体で、美白効果がありますので薬用ホワイトニングファンデーションという名前になっているわけですね。
ビタミンC誘導体はシミ・ソバカスを防ぐと同時に、出来てしまったメラニンの還元作用も多少あります(すぐトーンアップするみたいな即効性はないです)。
紫外線対策になるのでSPF50+・PA+++のこのファンデーションとの相性も○。
そしてビタミンC誘導体の効果は美白だけじゃなくって、皮脂をコントロールしてくれるのでニキビ対策にもなります。
ビタミンC誘導体の皮脂コントロールによって、思ったより崩れにくかったのかもしれないですね。
酸化亜鉛はミネラルファンデや紫外線散乱剤として日焼け止めによく使われる成分ですが、肌荒れ防止・抗炎症作用もあるので医薬部外品の有効成分になっています。
(それ目的で配合したというよりは、普通に入る成分なので%を医薬部外品基準に持っていったって感じですかね。)
その他はシンプルな構成のミネラルファンデーションになっていて、ビタミンC誘導体の皮脂コントロールや酸化亜鉛の抗炎症で、かなり使用感はいいと思います。
薬用でないオンリーミネラル ファンデーションは18色展開なので、こっちももう少し色の選択肢があればいいな~とは思いました!
全成分↓
薬用コンシーラー ホワイトニングケア
シンプルな構成のルースパウダータイプのコンシーラー。
こちらも同じくビタミンC誘導体の医薬部外品。SPF23・PA++です。
少し暗めの赤みがかった色でカバーしつつ、ビタミンC誘導体で紫外線ケア出来るのはいいですね。
全成分↓
エクストラフォーミングソープ(洗顔料)
石けんくらい洗えて、石けんより乾燥しづらいっていう洗顔料です。
使ってみた感じも、石けんとほぼ変わらない使用感。
洗い上がりのしっとりさも多少で、すごくしっとり!ってわけじゃないです。
ミネラルクレイ(成分でいうとシルト)=泥が入っているので、保湿成分が多く入っていても洗い上がりはさっぱり気味ってことですね。
石けんでメイク落としてつっぱらないなら、わざわざこちらを使う必要はあまりないかな~と思ったりします。
価格は3000円で、他でこのコンセプトの製品も大体このくらいです。
全成分↓
エクストラセラム(美容液)
こちら美顔器と一緒に使う用?の美容液みたいですね。
セラミド多種類やペプチド類、リンゴ果実培養細胞エキス、ビタミン類、アミノ酸、多様な保湿成分、植物エキス各種など、美容成分がめちゃくちゃ色んな種類入っています。
↓の全成分を見てもらうと分かる通り、ありとあらゆる美容成分が詰めに詰め込まれていて、それぞれは低濃度でまんべんな~くちょっぴ~りな恩恵。
それぞれは魅力的ですけど色々使いすぎでコンセプトも見えず、合わない成分に当たる確率も高くなって、逆に使いにくくなっている印象です。
値段は5000円で、まあ妥当だと思います。
全成分↓
個人的な感想まとめ
トライアルを試してみて、ファンデーションはかなり良かったのでリピします。
- ワンステップでベースメイクが終わる
- かなり綺麗に仕上がる
- クレンジング必要ない=肌の負担になりにくい
長時間には向かないので使えるシーンは限られますが、ちょこっとお出かけするとかにめちゃくちゃ楽だし便利です。
でも洗顔料とか美容液は別のがいいかな~と思うので、個人的には定期購入はせず単品買いします。
導入としてのおすすめは、
- スペシャル美白コース(3900円)でお試し(単品で買うと3500円のブラシも付いてくる)
- 洗顔料・美容液が気に入ったら定期購入を続けるorファンデーションだけでいいなら単品買い
専用ブラシが単品でも3500円して、+400円すればファンデーション・洗顔料・美容液まで試せるのでめっちゃお得です。
普通にファンデーション+ブラシだと、2.5gの小さい方でも6600円しちゃいます。
気に入れば定期購入続ければいいですし、他はいいやってなったら1回で解約できますしね。
ということで、オンリーミネラル 薬用ホワイトニングファンデーションのトライアルを試してみたよっていう記事でした!
石けんで落とせるミネラルファンデが気になっている方は、ぜひ試してみてください!
【オンリーミネラル】薬用ホワイトニングファンデーションデビューセット